岐阜県の庄川一帯に広がる白川郷は、ユネスコ世界遺産にも登録された合掌造り集落が有名です。特に荻町集落には合掌造り民家園をはじめとして、和田家住宅や明善寺、長瀬家住宅などの貴重な合掌造りの民家や寺院が集まっており、国の重要文化財指定を受けたものもあります。
白川郷のアクセス方法と駐車場
白川郷はもともと荘川周辺り幅広い地域を指しますが、中心的な観光スポットとなっているのは合掌造り集落がある白川村の荻町地区です。
ここへのアクセス方法としては、名古屋・富山・金沢・高岡などから高速バスで向かう方法があり、荻町地区の入口の「白川郷バスターミナル」に到着できます。
JR高山本線の高山駅からであれば、駅前の高山濃飛バスセンター発着の乗り合いバスがあります。
マイカーやレンタカーの場合、東海北陸自動車道の白川郷インターチェンジで降りて国道156号から白川郷に向かう方法が一般的です。
現地には村営せせらぎ公園駐車場があり、普通車の料金は1000円となっています。
白川郷の見どころ
国重文和田家は、300年以上前に建てられ、現役の住居として使用されている白川郷の代表的茅葺き合掌造り住宅です。料金は大人300円です、
野外博物館合掌造り民家園は、合掌づくりの家屋を移築・保存して作られた野外博物館で、多くの建物が園内にあります。料金は大人600円です。
明善寺庫裡郷土館は、庫裡(くり)や鐘楼門、本堂などが境内にある浄土真宗のお寺を展示しているものです。料金は大人300円です。
荻町城跡展望台は、集落のはずれにある高台に営まれた荻町城趾にある展望台です。眼下に荻町合掌造り集落を見渡すことができる、絶好の写真撮影ポイントとなっており、テレビアニメの「ひぐらしのなく頃に」のオープニング画像に使われたことでも有名です。