東海北陸自動車道料金・サービスエリア・路線図ほか

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東海北陸自動車道とは、名神高速道路に接続する一宮ジャンクションから北陸自動車道に接続する小矢部砺波ジャンクションまでを結ぶ、供用済み区間の延長が184.8キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、E41となっています。この路線は途中で東海環状自動車道にも接続しています。

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東海北陸自動車道の通行料金

我が国の高速道路の基本的な料金体系は、対距離料金制が基本で、一部に均一料金制が採用されています。
東海北陸自動車道の場合も一般的な対距離料金制を踏襲していますが、一部(飛騨清見インターから白川郷インター)は「飛驒トンネル」という長大トンネルがあり、建設費が高騰したため、特別料金が設定されています。

一般的な対距離料金制
距離(km)× キロ単価 + ターミナルチャージ(150円)+ 消費税
ただし、キロ単価は 大都市近郊区間29.52円/km、普通区間24.6円/km など
特別料金
飛驒清見ICから白川郷IC
普通区間の1.6倍

なお、ETCで走行する場合には、平日朝夕割引などのETC限定の各種割引制度がありますので、走行した区間が対象路線などの条件に該当していれば、通常料金からの大幅な割引が受けられます。

東海北陸自動車道のサービスエリアと路線図

東海北陸自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリア情報は、各道路会社の公式ホームページなどにパソコン・スマートフォン・タブレット端末からアクセスして調べることができます。

東海北陸自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。

川島PA、関SA、長良川SA、古城山PA、瓢ヶ岳PA、ぎふ大和PA、ひるがの高原SA、飛騨河合PA、飛騨白川PA、城端SA

なお、これらのサービスエリア・パーキングエリアにインフォメーションコーナーや道路情報ターミナル端末などがある場合には、リアルタイムで渋滞・交通事故・通行止め・ランプ閉鎖・冬用タイヤまたはチェーン装着規制・工事中などの箇所や内容などがわかります。

また、全国のサービスエリア・パーキングエリアのなかには、ETC車で一般道への出入りができるスマートインターチェンジ(SIC)、一般道の「道の駅」や都市公園などと連結したハイウェイオアシスをもつものがあります。

高速道路のガソリンスタンド

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにはガソリンスタンドが設置されていることがありますが、すべての施設に設置されているわけではありません。特に営業環境の悪化などで既設のガソリンスタンドが閉鎖され、高速道路の走行中、長い距離にわたって給油ができなくなっているエリアもありますので要注意といえます。

一部のガソリンスタンドのなかには、パンク修理ができる、電気自動車用急速充電システムを設置している、寒冷地用軽油を販売している、タイヤチェーンを販売しているといった、地域の事情にあわせた特別な対応をしている店舗があります。

また、路外給油社会実験として、高速道路のインターチェンジをいったん降りた先の一般道路沿いにあるガソリンスタンドで給油して、その後一定時間内に高速道路に復帰すれば、高速道路を降りないでそのまま走行した場合と同一料金とみなす取り扱いをしている区間もあります。

東海北陸自動車道の開通予定

東海北陸自動車道はすでに全線開通していますが、たとえば最近では高鷲インターチェンジからひるがの高原サービスエリアまでの延長約7kmが、2019年3月に暫定2車線から4車線化されるなど、一部で工事が施工された実績があります。2021年3月には一宮稲沢北インターチェンジも供用開始しました。