貴重な現存天守が国宝に指定された黒漆の外観が見どころの松本城

松本城

長野県松本市にある松本城は、戦国時代の深志城がはじまりで、現在の天守は安土桃山時代に築造されたものといわれます。外壁に用いた漆黒の下見板が特徴的な5重6階構造の天守をもち、現存する天守のなかでは、姫路城、犬山城、彦根城、松江城とともに国宝に指定されている貴重なもので、松本市のシンボルとなっています。

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松本城のアクセス方法と駐車場

住所 長野県松本市丸の内4
電話番号 0263-32-2902

松本城は松本市の市街地にありますが、公共交通機関を利用する場合、JR篠ノ井線の松本駅で下車して徒歩約20分となります。また駅のお城口から松本周遊バス「タウンスニーカー」が出ていますので、10分ほど北コースに乗り「松本城・市役所前」バス停で下車してもよいでしょう。

マイカーまたはレンタカーの場合には、長野自動車道の松本インターチェンジから国道158号を経由して約20分で松本城にアクセスできます。
市営松本城大手門駐車場は、7:30から22:30まで開場し、普通車の料金は30分150円です。
市営開智駐車場は、開場が8:00から18:00までで、普通車1時間200円で駐車可能です。

松本城の営業時間と料金

松本城の天守の営業時間は8:30から17:00で、最終入城は16:30までとなっています。
ただし、営業時間は時期により変動があり、ゴールデンウィーク期間や夏季期間は延長され8:00から18:00までになります。
定休日は年末の12月29日から31日までであり、それ以外は無休です。
天守の観覧料金は、個人の大人が700円、小中学生が300円となっています。

松本城の御朱印(城印)のもらい方

松本城には神社仏閣の参拝時にいただくのと同様の御朱印(御城印)があり、有償で頒布されています。
この松本城の御城印は2種類あり、ひとつは松本城の第20代城主・戸田光行と第23代城主・戸田光則の花押をあしらったものです。もうひとつは織田信孝が使用していた馬蹄形の私印「弌剣平天下」を模刻した小笠原秀政の印章をデザインしたものです。
御朱印は1つ300円、2つセットで500円で、松本城管理事務所で受け付けています。