祈願だるま寺の別名をもち満願の火まつりや樹齢数百年の大サツキで有名な江西禅寺

江西禅寺

江西禅寺は三重県鈴鹿市にあり、「だるま寺」としても知られる古刹です。日本達摩宗開祖の大日能忍禅師により建久三年(1193)に開創されたといわれ、秘仏として達摩大師像を祀っています。10月5日達摩忌には「満願の火祭り」が行われ、願いが叶ったダルマを供養します。また、境内の中庭には樹齢350年という日本一大きい一本株の大さつきがあり、5月から6月ごろに見頃となります。多くのダルマが奉納された本堂の脇には守護神として正一位朝日稲荷大明神も祀られています。

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江西禅寺のアクセス方法と駐車場

住所:鈴鹿市深溝町1614
電話番号:059-374-2796

江西禅寺は椿大神社に近い鈴鹿山麓に位置しており、公共交通機関を使う場合、JR加佐登駅か近鉄平田町駅でまず降りて、ここからタクシーに乗り換えて10分ないし15分ほどとなります。
マイカーまたはレンタカーでのアクセスであれば、東名阪自動車道の鈴鹿インターチェンジから車で10分ほどです。途中には「だるま寺」の大きな看板が出ていますので、これを道しるべとして進むのがよいでしょう。境内の裏手には大きな駐車場があります。

江西禅寺満願の火まつり

江西禅寺の「満願の火まつり」とは、毎年10月5日の達磨忌にあたり、達磨大師を供養するとともに、持ち主の願望を叶えてこの寺に奉納された「だるまさん」に感謝し、魂抜きをして火焚き供養をする行事です。当日は役目を終えた和人形などの人形供養もあわせて行います。