合格祈願の学問の神様として知られ観梅の名所でもある太宰府天満宮

太宰府天満宮

福岡県太宰府市にある太宰府天満宮は、「学問の神様」として知られる菅原道真公を祀り、全国に12,000社もあるという天満宮や天神社の総本宮にあたります。もとは左遷されてこの地で亡くなった菅原道真公の廟所に建てられたもので、受験の季節になると全国から合格祈願の学生たちが多く訪れます。境内の隣には日本で4番めの国立博物館である九州国立博物館が開館しています。

広告

太宰府天満宮のアクセス方法と駐車場

所在地:福岡県太宰府市宰府4-7-1
電話番号:092-922-8225

太宰府天満宮に公共交通機関でアクセスするのてあれば、まずは西鉄福岡(天神)駅から特急列車に乗って西鉄二日市駅で普通列車に乗り換え、西鉄太宰府線の太宰府駅で降りて徒歩5分ほどです。

マイカーまたはレンタカーの場合は、九州自動車道の太宰府インターチェンジから15分ほどで到着できます。駐車場は神社の500メートル西に「太宰府駐車センター」があり、営業時間は8時から18時で年中無休、駐車料金は普通車1回500円です。

太宰府天満宮の営業時間

太宰府天満宮に参拝ができる開門時間は、季節によって異なります。春分の日から秋分の日の前日までは6時開門、それ以外は6時30分開門です。
閉門時刻は4月・5月・9月・10月・11月が19時、夏場の6月・7月・8月は19時30分、冬場の12月・1月・2月・3月は18時30分です。
ただし、九州国立博物館の開館時間延長にともなって、毎週金曜日・土曜日は20時閉門となっています。

太宰府天満宮の拝観料は原則無料ですが、「宝物殿」は一般400円、大学生・高校生200円、中学生・小学生100円です。

太宰府天満宮の見どころやグルメ

太宰府天満宮本殿は檜皮葺きで国の重要文化財に指定されており、これだけでも圧巻ですが、観梅の名所としても全国的に知られており、境内には6,000本もの梅が植えられています。
祭神の菅原道真公は生前から梅をこよなく愛しており、右大臣から大宰権帥として太宰府に左遷される際にも「東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」の歌を詠んでいます。主人の想いに感じて都から太宰府まで梅の木が飛んできたという「飛梅伝説」もあり、今では境内のご神木のひとつになっています。

また、太宰府駅から境内にいてる参道沿いにいくつもあるのが名物の「梅ヶ枝餅」を売るお店です。小豆あんを米粉を使った生地の上に載せ、梅紋が入った鉄板でプレスして焼き上げる香ばしい餅菓子です。