太宰府天満宮に隣接し広くアジア・ヨーロッパとの交流の歴史がわかる九州国立博物館

九州国立博物館

九州国立博物館は、福岡県太宰府市にある国立博物館で、東京・奈良・京都に次ぐ4番目の施設です。太宰府天満宮に隣接し、境内からはエスカレーターで館内に行くことができます。九州地方は古くから海を通じて大陸からの文物が行き来していた歴史をもっていることから、文化交流を主要なテーマとした展示が見どころです。

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九州国立博物館のアクセス方法

博物館へのアクセス方法はいくつかありますが、公共交通機関を利用するのてあれば、西鉄福岡(天神)駅から特急列車に乗って西鉄二日市駅で普通列車に乗り換え、西鉄太宰府線の太宰府駅でおります。ここから太宰府天満宮方面まで徒歩5分ほどですので、境内の奥の虹のトンネル(エスカレーター、動く歩道)を通って博物館に向かいます。

マイカーまたはレンタカーの場合は、九州自動車道の太宰府インターチェンジまたは筑紫野インターチェンジから20分ほどで到着できます。
ただし、太宰府天満宮付近は交通渋滞をおこすため、県道35号線または県道76号線の原交差点経由の裏道を進むとよいでしょう。
駐車場は普通車1日500円となっていますが、特別展などで来館者が多い場合は臨時駐車場が開放されます。

九州国立博物館の料金や営業時間

九州国立博物館の開館時間は、日曜日および火曜から木曜日までが9時30分から17時まで、入館は16時30分までです。
金曜日と土曜日は夜間開館のため、9時30分から20時まで、入館は19時30分までとなっています。ちなみに平成29年4月28日から毎週金曜日と土曜日の開館時間を20時まで延長する、いわゆる夜間開館が実施されています。
休館日は毎週月曜日ですが、月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日となります。

常設展である文化交流展の料金は、大人430円、大学生130円となっています。
このほかに特別展が開催されますが、展示内容によって料金は異なります。

九州国立博物館の見どころ

九州国立博物館は常設展示も定期的に展示物の入れ替えを行っており、訪れる時期によって見られる展示物も異なります。
志賀島から発見された「漢委奴国王」の金印のレプリカ(本物は現在は福岡市博物館にあります)、復元された色鮮やかな阿修羅像などは過去に人気のあったアイテムです。

特別展も行われており、「国宝 大絵巻展」の一遍聖絵、「よみがえる国宝」の神護寺蔵絹本著色伝源頼朝像、「戦国大名」の新田肩衝、「始皇帝と大兵馬俑」の兵馬俑、「宗像・沖ノ島と大和朝廷」の三角縁神獣鏡、「京都 高山寺と明恵上人」の鳥獣戯画などは話題となりました。