滝桜で有名な三春にある時宗の寺院・法蔵寺

法蔵寺

法蔵寺は、「三春の滝桜」で有名な三春市街にある時宗の寺院で、踊り念仏の一遍上人の後継者の他阿上人が念仏道場として建てたのがはじまりです。プロ野球のジャイアンツ好きで名を馳せたフリーアナウンサーの徳光和夫氏が第二次世界大戦中にこの寺に疎開しており、NHK総合テレビ『鶴瓶の家族に乾杯』で笑福亭鶴瓶と共に訪れた様子がテレビ放映されました。

写真:「車椅子で行く神社仏閣・パワースポットの旅」より引用

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法蔵寺へのアクセス方法・駐車場

住所 福島県田村郡三春町字荒町169
磐越自動車道の船引三春インターチェンジから国道288号経由で10分ほどで到着できます。法蔵寺は高台にありますが、境内下の進入路の坂道をそのまま車で登っていけば駐車場があります。
バスでのアクセスですが、JR磐越東線の三春駅で三春町町営バスの三春の里コースで4分ほど、荒町バス停で下車してすぐです。

法蔵寺の由緒

法蔵寺の由緒については現地案内版に次の通り書かれています。

時宗 郡守山田村院法蔵寺
正応2(1289)年、遊行二祖他阿弥陀佛真教上人(1237~1319)開山と伝えられる、三春では一番の古刹寺院である。
本尊阿弥陀如来坐像は定朝様式による享保11年(1726)年の作で、胎内に像高22センチメートルの鎌倉期作の阿弥陀如来坐像が納められ、本尊、胎内仏ともに町の文化財に指定されている。
木造彩色の美麗で温和な甘酒地蔵尊、同じく木造にて忿怒の相の厄除不動尊、両像ともに往古より地域の人々の信仰が篤い。
三春町教育委員会