瀬戸内海を眺望できる山上の西国第二十五番霊場・播州清水寺

播州清水寺

兵庫県加東市の播州清水寺は、西国第二十五番霊場として知られる名刹です。東条湖県立自然公園内に位置し、山の上にある境内からは瀬戸内海や淡路島を望むことができます。また、桜やあじさい、紅葉など自然の豊かな景観を楽しむこともできます。

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播州清水寺のアクセス方法と駐車場

所在地 兵庫県加東市平木1194番地
電話番号 0795-45-0025

播州清水寺に公共交通機関でアクセスする場合、播州清水寺へはJR宝塚線(福知山線)相野駅からの神姫バスでおよそ45分ほどです。
マイカーやレンタカーの場合は、中国自動車道「ひょうご東条インターチェンジ」より20分、または舞鶴若狭自動車道「三田西インターチェンジ」より20分です。
境内下には無料駐車場があり、登山道を通って本堂まで徒歩で向かう方法があり、この方法であれば無料です。
そのほかにもゲートで入山料を支払い、自動車に乗ったまま仁王門下まで移動する方法があります。山上の駐車場料金も無料です。

播州清水寺の料金と営業時間

播州清水寺の営業時間は8時から17時まで、最終ゲート通過は16時30分までです。
料金は大人500円、高校生300円、小中学生無料です。ゲートから舗装道を通るのではなく、登山道を徒歩で入山する場合も無料です。
また、定休日はなく年中無休とされています。

播州清水寺の由緒

播州清水寺の御由緒については、境内の案内に次のとおりあります。

あはれみや 普き門の品々に なにをかなみのここに清水

推古聖武両帝勅願所 清水寺

本尊千手観音 (大講堂)十一面観音奉安(根本中堂)

御開山法道仙人は印度の僧で今より一八〇〇年前、人皇十二代景行天皇の御時に中国、朝鮮を経て当山に止住され、鎮護国家豊作を祈願された。
推古三十五年(六二七年)推古天皇勅願により、根本中堂建立、仙人一刀三礼の秘仏十一面観音、脇士毘沙門天王吉祥天女の聖像を安置された。
由来この地は水に乏しく、仙人、水神に祈って霊泉湧出し感謝の余り清水寺(きよみずでら)と名付けられた。
神亀二年(七二五年)聖武天皇は、行基菩薩に勅願して大講堂を建立、永く講経の道場として法灯を輝やかされた。花山法皇西国御巡拝のとき、この堂に詣で給いて、御詠あらせられてより、西国第二十五番の札所と称するに至る。