霊峰白山を仰ぐパワースポット白山比咩神社

「白山比咩(しらやまひめ)神社」は、石川県白山市にある加賀国一宮です。全国に3,000社あるとされる白山神社の総本社でもあります。
石川、福井、岐阜の3県にまたがってそびえる霊峰・白山を望む場所に位置し、山頂に至る登山口のひとつ「加賀馬場」として栄えました。

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白山比咩神社のアクセスと駐車場

白山比咩神社の所在地は、石川県白山市三宮町ニ105-1です。

公共交通機関でアクセスするには、北陸鉄道「鶴来駅」で降りて加賀白山バスに乗り「一の宮」バス停下車、徒歩約5分です。

マイカーの場合は北陸自動車道「美川インターチェンジ」で降りて、鶴来レインボーラインを通って20分ほどとなります。
駐車場は表参道(30台)、北参道(300台)、南参道(130台)に無料駐車場があります。

白山比咩神社の御祭神と拝観料

白山比咩神社の御祭神は白山比咩大神(菊理媛尊)、伊弉諾尊、伊弉冉尊です。
家内安全・延命長寿・五穀豊穣・大漁満足・商売繁盛・交通安全・縁結びなどの種々の御利益で信仰されています。
境内は杉木立に覆われ厳かな雰囲気ですが、拝観料は無料で、「宝物館」に入館するときのみ大人300円、高校生以下は無料となっています。

白山比咩神社の御由緒

白山比咩神社の御由緒について、境内の案内板には次のとおり書かれています。

白山本宮 加賀一ノ宮 白山比咩神社由緒

御祭神 白山比咩大神(菊理媛神) 伊弉諾神 伊弉冉神

当社は遠く神代の昔、霊峰白山を御神体山として生きとし生けるものの 「いのち」の祖神である白山比咩大神をお祀りしたことにはじまります 神祠の創建は崇神天皇の七年(紀元前九一年)と伝えらる延喜式内の名社であります 古来「下白山」と称えられた当社は現在「白山本宮」「加賀一ノ宮」として仰がれ「白山さん」として広く親しまれている北陸鎮護の大社であります
旧社地は旧北陸鉄道加賀一ノ宮駅前の古宮公園安久濤の森でありますが文明十二年(一四八〇年)大火によって四十有余の堂塔伽藍が悉く焼失しましたので、その後は末社三宮神社の境内である現在地に遷座し本宮鎮座の地と定めて今日に至ったものであります
明治維新の後は「白山天嶺」を奥宮「下白山」を本社とし「国幣中社」して国家の殊遇を受けましたが終戦後の今日は全国に三千有余を教える白山神社の総本社として「白山信仰」の中心をなし家内安全・延命長寿・五穀豊穣・大漁満足・商売繁盛・交通安全・縁結びなど広大なる御神徳を仰がれております
白山奥宮一、七〇〇ヘクタールの境内を中心とする国立公園白山は毎年春山(五・六月)夏山(七・八月)秋山(九・十月) の六ヶ月間登拝のため開山されます