鬼の一夜伝説がある鬼の窟古墳などが残る国内最大級の西都原古墳群

西都原古墳群

西都原古墳群は、宮崎県西都市にある国内最大級の古墳群で、国特別史跡に指定されています。4世紀初頭から7世紀前半にかけての古墳が300基以上集まっており、鬼が一夜で築いたという伝説が残る円墳の鬼の窟古墳などが有名です。また、宮内庁管理のため特別史跡の範囲からは外れていますが、隣接して日本最大の帆立貝形古墳である男狭穂塚、九州最大の前方後円墳である女狭穂塚なども存在しています。

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西都原古墳群のアクセス方法と駐車場

西都原古墳群は市街地から外れた高台に位置していますので、レンタカーやマイカーが便利です。東九州自動車道西都インターチェンジから約10分ほどで到着できます。現地には見学者用の無料駐車場があります。また、宮崎県立西都原考古博物館には、施設専用の無料駐車場が別に用意されています。

公共交通機関の場合、宮崎市の宮交シティから西都原考古博物館までを結ぶ直行便があり、所要時間は1時間10分程度です。ただし、運行時間帯がかなり限定されますので、たとえば宮交シティから西都バスセンターまで行き、その後タクシーに乗り換えて約10分といったアクセスの方法もあります。

花の名所でもある西都原古墳群

西都原古墳群には季節ごとに楽しめる花々が植栽されており、花の名所にもなっています。
春は2,000本の桜と30万本の黄色い菜の花が一面に広がり、3月下旬から4月上旬にかけてが見頃です。
また、夏には100万本のヒマワリで一面が覆いつくされます。
11月の古墳祭りの時期には300万本のコスモスが咲き誇ります。
西都原古墳群には西都原ガイダンスセンターこのはな館があり、花とあわせてさまざまなイベントが開催されることがあるほか、レストランでのランチや物産販売なども楽しめます。