鬼怒川沿いの紅葉の名所として知られる川治温泉近くの龍王峡

龍王峡

栃木県日光市の鬼怒川上流にある龍王峡は、日光国立公園のなかでも屈指の紅葉の名所として知られています。ちょうど川治温泉と鬼怒川温泉の中間に位置しており、蛇行する鬼怒川の両岸には、火山岩の侵食によりできた、龍がのたうち回ったような巨岩奇岩の群れが迫ります。周囲にはハイキングコースがあり、週末を楽しむハイカーの姿も多く見かけられるほか、温泉旅行のついでに訪れる人たちもいます。

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龍王峡のアクセス方法と駐車場

龍王峡には野岩鉄道会津鬼怒川線の龍王峡駅が最寄り駅としてあります。ホームの半分がトンネルのなかにあるというめずらしい構造の駅です。
東武鉄道の特急リバティけごん・リバティ会津などの直通運転のものを使えば浅草駅から約2時間30分ほどで到着できます。

マイカーやレンタカーの場合は、東北自動車道の宇都宮インターチェンジから日光宇都宮有料道路に乗り、今市インターチェンジで降りて国道121号を鬼怒川温泉方面へ北上し、およそ30分となります。
龍王峡駅前にある日光市営の龍王峡駐車場は無料で駐車可能です。ただし、新緑シーズン・紅葉シーズンは特に駐車場が混雑しますので注意が必要です。

龍王峡の見どころやハイキングコース

龍王峡にはハイキングコースが設定されており、体力や所要時間にあわせて選択することができます。
手近に済ませるのであれば「むささび橋巡回コース」所要時間1時間30分程度があり、龍王峡駅の直下にある五龍王神社からはじまり、虹見の滝、むささび橋と歩いたら、ミズバショウ群落、竪琴の滝をめぐって駅まで引き返すコースです。
川治温泉岩風呂までのコースは、所要時間3時間ほどで、五龍王神社、虹見の滝、竪琴の滝、ミズバショウ群落、むささび橋と進み、さらに大観、白岩半島、浜子橋、逆川林道、黄金橋の順に進んで川治温泉岩風呂(薬師の湯)まで至るコースです。