福知山城を望む市街地にありマリア観音がたたずむ内記稲荷神社

内記稲荷神社

京都府福知山市にある内記稲荷神社は、もと福知山城内にあったものを藩主朽木綱貞が1862年(文久2年)に遷座させたものといい、現在地は福知山市役所の隣にあたります。宇迦之御魂大神を御祭神としており、五穀豊穣や商売繁盛のご利益で知られます。境内社のひとつには後ろに隠れキリシタンがマリア観音を刻んだとみられる灯籠があります。

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内記稲荷神社のアクセス方法と駐車場

住所 京都府福知山市内記32
内記稲荷神社は福知山市役所の隣にあるのでアクセスは容易です。
公共交通機関であればJR山陰本線福知山線京都丹後鉄道宮福線の福知山駅で降りて歩いて10分、または市バスで市役所バス停下車すぐです。
自動車の場合は舞鶴若狭自動車道の福知山インターチェンジから10分となります。
専用の駐車場はありませんが、すぐ脇の有料の市役所駐車場が使えます。

内記稲荷神社の由来

内記稲荷神社の由来について境内に次の案内板があります。

内記稲荷神社社殿改築記念
本神社の発祥は寛政六年にして 現在の霊域に遷宮せしは文久二年とあリ 祭神は宇賀御魂と申上げ 五穀豊穣商売繁昌の守護神と崇め 三丹一円に多くの崇敬者あり しかし長年月に亘り社殿の老朽化甚しく崇敬者相寄り改築を定め 奉賛有志の参加を得て 茲に斯くも荘厳に改築竣工成就を祝し 神前に奉告感謝申上げ恭しく崇敬者の弥栄と天下泰平と祈願し奉る。
昭和四十八年三月吉日
宮司 森本孫兵衛謹白