日本三景の天橋立沿いにありパワースポット天の真名井が湧く元伊勢籠神社

元伊勢籠神社

元伊勢籠神社は、京都府宮津市の天橋立のほど近くにある神社で、丹後国一の宮として栄えました。伊勢神宮が現在の場所に鎮座するはるか以前には、この場所に祀られていたという伝承があることから、「元伊勢」のひとつといわれています。特に奥宮の真名井神社、霊水が湧き出る天の真名井の水はパワースポットとして有名です。

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元伊勢籠神社のアクセス

住所:京都府宮津市字大垣430
電話番号:0772-27-0006

元伊勢籠神社は、京都縦貫自動車道の与謝天橋立インターチェンジから車で10分ほどの場所にあります。ただし、この近くは日本三景のひとつである「天橋立」と一体になった観光地ですので、平日でも道路が渋滞することがあります。幅員が広くスムーズに移動できる脇道などもありませんので、実際には少なくとも15分はかかります。

境内にはマイカー向けの駐車場がありますが、入口に料金700円の看板が建っています。周辺の道路沿いでも民間駐車場の客引き行為がかなり多く、やはり1回500円から700円くらいの料金です。

ここでちょっと注意しておきたいのは、実は籠神社の境内駐車場は30分以内無料ということです。乗用車とバイクに限った措置で観光バスなどは対象にはなりませんが、普通にマイカーで移動するのであれば無料になる場合がほとんどです。

公共交通機関の場合、京都丹後鉄道宮豊線の天橋立駅から丹後海陸交通バスに乗ります。伊根線・蒲入線・経ヶ岬線のいずれかで30分ほどあれば天橋立元伊勢籠神社バス停に着きます。このバス停は籠神社の真ん前にあります。

元伊勢籠神社の御朱印

元伊勢籠神社の正面参道から入ると、奥の拝殿の脇に授与所があります。ここで御朱印をいただくことができます。籠神社本宮だけの御朱印は初穂料300円です。奥宮の真名井神社と本宮といっしょの御朱印もあり、こちらは初穂料500円です。

オリジナル御朱印帳も初穂料1800円で頒布しており、表面が日本三景の天橋立と神社、裏面が狛犬のデザインです。

真名井神社と天の真名井

「真名井神社」はもともと籠神社があった場所であり、豊受大神を祀る伊勢神宮外宮の発祥の地でもあります。この真名井神社は本宮の拝殿よりもさらに奥の山の上に位置していますので、階段のある参道を登る必要があります。ここには古代の祭祀場にあたる「磐座」もあり、パワースポットとして知られます。

「天の真名井」は日本の神話にも登場する不思議な霊泉ですが、真名井神社に至る参道の途中にあります。