紀勢自動車道の路線図、開通予定、パーキングエリアなど

紀勢自動車道とは、伊勢自動車道に接続する勢和多気ジャンクションから阪和自動車道に接続する南紀田辺インターチェンジまでを結ぶ、供用済み区間の延長が94.6キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、E42となっています。なお、すさみ南インターチェンジ・尾鷲北インターチェンジ間は供用されていません。

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紀勢自動車道の料金

我が国の高速道路の基本的な料金体系は、対距離料金制の区間では、

距離(km)× キロ単価 + ターミナルチャージ(150円)+ 消費税
ただし、キロ単価は 大都市近郊区間29.52円/km、普通区間24.6円/km など

となっています(普通車の場合)。ただし、対距離料金制区間を100キロ以上走行の場合の長距離低減制、ETCで走行する場合のETC割引などの、いくつかの例外があります。

ETCで走行する場合には、平日朝夕割引のようなETC限定の各種割引制度がありますので、走行した区間が対象路線などの条件に該当していれば、通常料金からの大幅な割引が受けられます。

紀勢自動車道の場合、道路名は同じでも事業手法の違いがあるため、勢和多気ジャンクションから紀伊長島インターチェンジ間は有料、他の区間は無料となっています。

紀勢自動車道のサービスエリアと路線図

紀勢自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリア情報は、各道路会社の公式ホームページなどにパソコン・スマートフォン・タブレット端末からアクセスして調べることができます。

紀勢自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。なお、目下のところはパーキングエリアのみとなります。

奥伊勢PA、紀北PA

これらのサービスエリア・パーキングエリアにインフォメーションコーナーや道路情報ターミナル端末などがある場合には、リアルタイムで渋滞・交通事故・通行止め・ランプ閉鎖・冬用タイヤまたはチェーン装着規制・工事中などの箇所や内容などがわかります。

また、全国のサービスエリア・パーキングエリアのなかには、ETC車で一般道への出入りができるスマートインターチェンジ(SIC)、一般道の「道の駅」や都市公園などと連結したハイウェイオアシスをもつものがあります。

道路緊急ダイヤル(♯9910)

道路緊急ダイヤル(♯9910)とは、道路に異状があった場合の緊急通報のために設けられた特別なダイヤルのことです。具体的に通報の対象として考えられるのは、高速道路上に生じた路面の陥没、路上の落下物、故障車などの走行に支障をきたすものを発見した場合が挙げられます。

紀勢自動車道の開通予定

紀勢自動車道は、2015年(平成27年)に南紀田辺インターチェンジからすさみ南インターチェンジまでが開通しています。新宮から大泊間などは現在事業化されていますが、くわしい開通予定年次は未定です。