縁結びのパワースポットとして知られ神在月に縁結大祭が斎行される出雲大社

出雲大社

島根県出雲市にある出雲大社は、縁結びの神・福の神としてのご利益で有名な、『古事記』にも記されるほどの古社です。大国主大神が高天原の天照大神に国譲りをして、その代わりに壮大な宮殿が造られたのが始まりといわれています。現在の社殿も豪壮なものですが、平安時代には高さ約48メートルの神殿があったとも伝えられ、鎌倉時代の神殿の大きな柱の跡が残っています。

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出雲大社のアクセス方法と駐車場

住所 島根県出雲市大社町杵築東195
電話番号 0853-53-3100(代表)

出雲大社はJR出雲市駅からはやや距離があります。駅からは一畑バスの出雲大社・日御碕・宇竜行きに乗り、25分ほどで出雲大社に着きます。
マイカーやレンタカーの場合は山陰自動車道の出雲インターチェンジで降りて一般道を15分ほどドライブして出雲大社に向かいます。出雲大社の駐車場は、境内に無料の大駐車場385台をはじめ、混雑時には臨時駐車場もありますので、特に問題はありません。

出雲の神在月と縁結び大祭

旧暦10月は八百万の神々が全国から出雲国に集まるため、神様が留守になるという意味で10月を神無月、かんなづきといいます。しかし出雲では逆に全国から神々が集まる月となるので、神在月とよばれています。この旧暦10月の11日から17日までの7日間は、神々同士で氏子らの人生全般について話し合いをするといわれており、縁結びの相談もそのひとつとされています。

出雲大社ではこの時期に「縁結大祭」を行っていますが、新暦に直すとちょうど11月から12月にかけての時期となります。
この縁結び大祭に参列するには、出雲大社に事前に申し込みが必要で、参加が認められれば出雲大社の八足門内でさまざまな祈願が行われます。

出雲大社の参拝時間と料金

出雲大社の参拝時間は季節により違いがあります。3月から10月の期間は午前6時から午後8時まで 11月から2月は午前6時30分から午後8時までです。この時間帯に御守授与所で御神札やお守り、その他の縁起物を授与していたたくことが可能です。ただし御祈祷は午前8時30分から午後4時30分までの受付です。
出雲大社の境内を参拝するのは無料ですが、午後8時以降は境内の中心にあたる荒垣内は閉鎖され、銅鳥居前からの参拝となります。なお、宝物殿については有料で、大人300円、大学生・高校生200円、中学生・小学生100円となっています。