大混雑が見込まれる羊山公園芝桜の臨時駐車場

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出典:写真AC

春の定番の観光スポットはいくつかありますが、そのなかでも外せないのが秩父の市街地を見渡せる羊山公園にある芝桜の丘です。植栽面積は17600平方メートルと関東有数の規模を誇り、40万株もの一面の芝桜が広大な敷地一面を覆い尽くしています。羊山公園は坂道に面していますので、交通渋滞や駐車場の混雑などにも気を配ったほうがよいでしょう。

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羊山公園の芝桜の混雑時期

秩父の羊山公園の芝桜は、その年の気象条件によっても時期が異なりますが、だいたい4月から5月中旬あたりが見頃となります。2022年の例であればは4月15日(金)から5月5日(木)までが芝桜まつり期間となっています。

4月15日以降は入園料の徴収期間(ただし、令和4年は芝桜の見頃を過ぎたとして4月30日(土)までで入園料の徴収は中止)となり、一般300円、団体20名以上250円、中学生以下は無料です。ほかに身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている人もその場で提示すれば無料となります。

特に4月下旬以降の土・日・祝日は芝桜の丘周辺の駐車場が大混雑し、ここに向かう国道299号も渋滞します。4月15日(金)以降は園内の交通規制も実施されますので要注意です。

会場内は大まかに北西側斜面エリア、南西側斜面エリア、東側斜面エリアの3つにわかれていて、敷地は広大ですので、園内にいったん入ってしまえば人とすれ違えないほどの混雑もありませんし、犬猫などのペットといっしょに入ることもできます。ただし、マイカーではなくシャトルバスなどを利用する場合には、ペットはケージに入れておかないと乗車できません。

羊山公園の芝桜会場への入口としては、臨時の観光案内所に近い中央口、字根口、菖蒲田口があり、そのうち中央口近くでは秩父路の特産市も開催されています。
秩父路の特産市では、地元のB級グルメのみそポテトや、手打ちそば・うどんなどの軽食が楽しめますので、食事で困ることはありませんが、もしも弁当持参ということであれば、羊山公園内のわんぱく広場が芝生敷きになっていますので、ここにシートを広げて食べるのがよいでしょう。

羊山公園の臨時駐車場や渋滞状況

羊山公園の芝桜まつりが佳境を迎える4月下旬からのゴールデンウィークには園内交通規制実施のため、羊山公園内駐車場への一般車両の進入および駐車はできなくなります
そのかわりとして、羊山公園の周辺に臨時駐車場が開設され、駐車整理料として軽自動車を含む乗用車500円、バイク200円が徴収されます。(入園料徴収は期間を過ぎても駐車代は徴収されます。)
また、大型バス・マイクロバスは臨時駐車場に駐車できず、バス専用駐車場を事前に予約することになっています。

臨時駐車場はいくつかありますが、最も広いのは秩父札所11番常楽寺の下、国道140号沿い道の駅ちちぶやウニクス秩父、ヤオコー秩父上野店の裏手に広がっている空き地(熊木町)を利用したものです。
そのほかにも国道299号をこれとは反対の横瀬・飯能方面から来る場合には、横瀬町観光・産業振興協会が会場東側に開設しているいくつかの臨時駐車場を利用することも可能です。

いずれにしてもこれらの臨時駐車場は国道299号以外からの出入り口がなく、しかも地形的に坂道になっていることもあって、芝桜シーズンの土・日・祝日の国道299号はひどい渋滞となります。
臨時駐車場は朝7時(横瀬町駐車場は8時)から開場しますが、この時期は朝8時・9時ごろからすでに駐車場が混雑して入庫待ちの状態となっていることも珍しくはなく、日中ですと羊山公園臨時駐車場への入庫待ちで30分程度かかります。
特に羊山公園の芝桜は日帰りで観光する人が多いため、朝だけではなく、夕方に芝桜を見て帰宅する人たちの混雑も考慮したほうがよいでしょう。

マイカーで会場直行以外の手段

このように芝桜の開花時期は周辺道路が大渋滞になるほか、臨時駐車場から会場までも歩きか無料シャトルバスへの乗り換えとなりますので、場合によっては会場近くの臨時駐車場にはあえて駐車せずに、別の手段で目的地へ向かうことも検討すべきです。

たとえばゴールデンウィークの連休の時期には、秩父鉄道の秩父駅、西武秩父線の西武秩父駅を通るまちなか巡回バスが出ていますので、鉄道とバスで芝桜見物に出かけるという手段があります。

また、羊山公園からはかなり離れますが、秩父ミューズパークP3スポーツの森駐車場にも臨時駐車場があり、ここからのシャトルバスも出ていますので、無理に会場近くの臨時駐車場を選ぶのではなく、離れた場所から20分程度かけてアクセスするのもひとつの方法です。

参考サイト

芝桜の丘(羊山公園)|秩父観光なび
秩父市の観光情報公式サイト。 芝桜まつりのようすの動画や画像、料金やイベント期間などの情報がくわしく載っています。

ぶらっとちちぶ
秩父観光協会の公式サイト。芝桜の見頃がわかる毎日の定点観測の写真、ダウンロード可能なパンフレット、その他秩父の観光情報が掲載されています。