国営ひたち海浜公園の駐車場料金・混雑状況・おすすめスポットなど

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国営ひたち海浜公園は、茨城県にある総面積350ヘクタールの広大な公園です。春のネモフィラ、夏のひまわり、秋のコキアなどの季節の花々が美しく、東京からも近いため多くの観光客が訪れます。夏のロックインジャパンフェスも各ジャンルの若手からビッグネームまでが出演して大盛況となります。周辺には大型ショッピングセンターもあるので、混雑時の駐車場対策をしっかりしてから出かけるとよいでしょう。

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国営ひたち海浜公園の駐車場の場所や料金・混雑状況

国営ひたち海浜公園にはオフィシャルな駐車場がすでに用意されているため、他の観光地とは違って車でのアクセスはしやすいです。
国営ひたち海浜公園の駐車場としては、西口・翼のゲート、中央・南ゲート、海浜口ゲートの3つがあり、駐車料金はどこも同じで、普通車520円、二輪車260円、大型車は1580円の均一ですので、できるだけ見たい場所の近いに駐車できればラッキーといえます。

なお、令和元年10月の消費税率引き上げによる変更後の駐車場料金を表示しています。

国営ひたち海浜公園が開園するのは9時30分からですが、駐車場そのものはそれ以前にはすでに入場可能となっています。また、ゴールデンウィークの期間中は、早朝開園日として午前7時30分からオープンしていますので、混雑する前に早めに園内に入ってしまう方法もあります。

4月下旬から5月中旬ごろまでのネモフィラが満開になる時期、9月中旬から10月中旬のコキアカーニバルとコスモスの満開が重なる時期、そして8月上旬のロック・イン・ジャパン・フェスティバルの開催期間中の国営ひたち海浜公園は大混雑します。
こられの時期以外でも全般に人は多めなのですが、混雑時期には駐車場に入るマイカーの列が発生することがあり、10時ごろから昼過ぎごろまでの日中は特に避けて早めの行動に心がけたほうがよいでしょう。

正規の公園駐車場のほか、このような混雑時期には臨時駐車場がオープンすることがあります。臨時駐車場はメインエントランスにあたる西口・翼のゲートの目の前の県道沿いの空き地ですので、多少歩きますが場所に迷うことはないでしょう。
ただし、土曜日や日曜日など、周辺にある商業施設、たとえばコストコひたちなか、ジョイフル本田ニューポートひたちなか、ファッションクルーズひたちなかなどの大型店に向かう車の流れと国道上でバッティングしてしまうと、信号待ちの渋滞に巻きこまれることがありますので注意が必要です。

ひたち海浜公園の駐車場を安く利用するには

国営ひたち海浜公園の駐車券付き年間パスポートを持っている人は、普通車420円に割引されますので、何度も公園を訪れるリピーターになっている場合は、そのつど正規の駐車料金を支払うよりも、逆にパスポートを買っておいたほうがお得です。

国営ひたち海浜公園の入場料が大人450円なのに対して、年間パスポートは駐車券なしのもので4500円となっています。
そのため10回以上利用すれば元がとれる計算になりますが、このパスポートは国営ひたち海浜公園だけではなく、入園料金を徴収している全国11の国営公園で共通して使用可能です。
たとえば北は北海道の滝野すずらん丘陵公園、同じ関東であれば昭和記念公園や武蔵丘陵森林公園、西は吉野ヶ里歴史公園まで使えることになっていますので、ほかの地域を旅行する際にかしこく使うのも有効です。

また、もしも周辺でショッピング楽しみつつ、ショッピングのついでに国営ひたち海浜公園を利用するのであれば、西口の翼のゲートの近くにコストコひたちなか倉庫、さらに西駐車場の4車線の道路挟んで反対側にジョイフル本田ニューポートひたちなか店がそれぞれありますので、こちらの無料駐車場を利用するのもよいでしょう。

国営ひたち海浜公園でおすすめの駐車場とは

国営ひたち海浜公園の正規の駐車場は3つですが、そのうちどこの駐車場を使えばよいのか悩むことはあるはずです。満車などで駐車場を選ぶ自由がない場合を除けば、やはりいちばんの目当てにしている園内のエリアに近いところに駐車するのが効率的です。

たとえば国営ひたち海浜公園で最大の人気を誇っているのは、パンフレットやポスターの写真でおなじみの、インスタ映えするスポットとして有名な、みはらしの丘に咲く450万本の青いネモフィラの花です。
ネモフィラが目当てであれば海浜口駐車場に駐車すれば、隣接の砂丘エリアから芝生広場の大草原、常陸那珂有料道路にかかるはまかぜ橋を通って、最短距離でみはらしの丘に行くことができます。
海浜口にはレンタサイクルもありますので、自転車に乗って園内を周遊するのもよいかもしれません。

逆に子供連れで大観覧車などのアトラクションが目当てなら南口駐車場に駐車をすると、目の前がプレジャーガーデンとよばれる遊具が集まるエリアですので、移動に手間取らずにすみます。
ここにも南口サイクルセンターとよばれるレンタサイクルの貸し出し拠点がありますが、そのほかにもシーサイドトレインとよばれる蒸気機関車のかたちをした乗り物の停留場がありますので、園内周遊を楽しむといった使い方もあります。

国営ひたち海浜公園に季節料金の導入

国営ひたち海浜公園は、これまで年間を通じて均一の入場料をとっていましたが、令和2年度からは季節料金制を導入し、春のネモフィラの時期、秋のコキアの時期に限って入園料が値上げされることになりました。
この期間中は大人450円が700円に、65歳以上が210円から460円に値上げとなります。中学生以下は期間に関わらず無料です。

参考リンク

国営ひたち海浜公園
国営ひたち海浜公園の公式ホームページ。入園や乗り物の料金、園内のマップ、花ごよみ、見どころやイベントなどが紹介されています。
Rock In Japan Fes.
国営ひたち海浜公園で行われるロック・イン・ジャパン・フェスティバルの公式ホームページ。出演アーティストの紹介、チケット情報やアクセス情報(JR・ひたちなか海浜鉄道・茨城交通バスなど)、パッケージツアー、キャンプヴィレッジを含む宿泊対応などの案内があります。