阪和自動車道料金・サービスエリア・路線図ほか

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阪和自動車道とは、近畿自動車道および西名阪自動車道に接続する松原インターチェンジから紀勢自動車道に接続する南紀田辺インターチェンジまでを結ぶ、供用済み区間の延長が129キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、E26となっています。この路線は途中で南阪奈道路、堺泉北道路、関西空港自動車道、京奈和自動車道にも接続しています。

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阪和自動車道料金

我が国の高速道路の基本的な料金体系は、次の通りとなっています。

対距離料金制の場合
距離(km)× キロ単価 + ターミナルチャージ(150円)+ 消費税
ただし、キロ単価は 大都市近郊区間29.52円/km、普通区間24.6円/km など

均一料金制の場合
近畿道 摂津北IC~摂津南IC・吹田IC~松原IC(非ETC)760円
阪和道 堺IC~岸和田和泉IC・長原IC~岸和田和泉IC(非ETC)760円 など

ETCで走行する場合には、ETC限定の各種割引制度がありますので、走行した区間が対象路線などの条件に該当していれば、通常料金からの大幅な割引が受けられます。

阪和自動車道のサービスエリアと路線図

阪和自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリア情報は、各道路会社の公式ホームページなどにパソコン・スマートフォン・タブレット端末からアクセスして調べることができます。

阪和自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。

岸和田SA、紀ノ川SA、吉備湯浅PA、印南SA

なお、これらのサービスエリア・パーキングエリアにインフォメーションコーナーや道路情報ターミナル端末などがある場合には、リアルタイムで渋滞・交通事故・通行止め・ランプ閉鎖・冬用タイヤまたはチェーン装着規制・工事中などの箇所や内容などがわかります。

また、全国のサービスエリア・パーキングエリアのなかには、ETC車で一般道への出入りができるスマートインターチェンジ(SIC)、一般道の「道の駅」や都市公園などと連結したハイウェイオアシスをもつものがあります。

ETCの利用履歴の確認

ETCを利用して高速道路を走行した場合には、翌月のクレジットカードの請求明細を見ればその料金などの内訳がわかるようになっているのが普通ですが、そのほかにも高速道路の主要なサービスエリア(SA)またはパーキングエリア(PA)のインフォメーションコーナーなどに設置されている「ETC利用履歴発行プリンター」を通じて確認することが可能です。このプリンターの挿入口に手持ちのETCカードを挿入すれば、自動的にカードの情報を読み取ってETC利用明細書がプリントアウトされてくるしくみです。なお、このプリンターを利用する時点での直近の走行に関しては、まだ目的地のインターチェンジを降りて料金が確定した状態にはなっていませんので、印刷される内訳には含まれません。

渋滞等による遅延の責任

高速道路の渋滞、事故による通行止めなどの影響によって、目的地に定刻どおりに到着することができなかった場合、それによって何らかの損害が高速道路を走行した利用者に発生したとしても、高速道路会社のほうでは責任を負わないというのが原則です。これは高速道路の供用約款のなかに会社の免責規定がある上に、そもそも高速道路を使えば定刻どおりに到着できること自体が、高速道路があることによってその人が偶然に得られる利益、いわゆる反射的利益に過ぎないというのが理由として挙げられます。