明智光秀を神として祀り光秀真筆の古文書を御神体とする福知山市の御霊神社

御霊神社

京都府福知山市にある御霊神社は、宇賀御霊大神と明智光秀公が御祭神という珍しい神社です。もとは宇賀御霊大神を祀る稲荷社でしたが、江戸時代に福知山城主の朽木氏が明智光秀の合祀を許したところから「御霊神社」になったといわれています。世に織田信長に謀反を起こした逆臣として知られる明智光秀も、福知山では由良川の堤防工事や城下町の建設などで善政を敷いたとして慕われており、光秀真筆の古文書が御神体として祀られています。

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御霊神社のアクセスと駐車場

住所 京都府福知山市中ノ238
電話番号 0773-22-2255

御霊神社はJR福知山線山陰本線の福知山駅の北側の市街地にあり、徒歩でおよそ10分ほどです。
バスの場合は福知山駅から京都交通のまちなか循環路線バス光秀ルートに乗って10分、広小路バス停で下車します。
なお、光秀ルートは土日祝日のみ運行で、平日は北ルートに乗車して同様に広小路バス停で下車すればよいのですが、光秀ルートよりも途中の停車回数が多く遠回りになります。

マイカーやレンタカーの場合、舞鶴若狭自動車道福知山インターチェンジから国道9号経由で15分ほどです。
参拝者用駐車場は神社の南側に6台分ほどあり、無料で駐車できます。
神社の北側にも立体式の福知山パーキングがありますが、こちらは第三セクターの福知山市まちづくり株式会社が経営している神社とは関係のない有料駐車場で、最初の30分まで100円となります。

御霊神社の御朱印

御霊神社の御朱印は、正面の石段上がって左側にある社務所でいただくことができます。初穂料は300円です。神職不在の場合は書き置きの御朱印が箱に入って置かれています。
御霊神社では明智光秀の家紋の桔梗紋をあしらった水色のオリジナル御朱印帳も頒布していて、初穂料は1000円です。

御霊神社の由緒・摂末社

御霊神社の御由緒や摂末社の説明は社頭の案内板に次のように書かれています。

祭神 宇賀御霊大神
配神 日向守光秀公

由緒 主神は保食神と称え奉る五穀豊饒商売繁昌の守神で元紺屋町の大榎のある霊域に斎き祀られ後宝永元年(西暦一七〇四年) 朽木稙昌侯の代光秀の霊を併せ祀り元文二年(西暦一七三七年)御霊会あり子供角力や造り物で賑わい其後年と共に盛大になり三丹一の大祭となった大正六年広小路を西方へ拡張するに当り現地へ遷し祀った。
境内社
 事代主神社(初えびす祭 正月九、十日)
 秋葉神社
 天満神社
 福島稲荷神社
 養蚕神社
 叶神社