新潟の市街地に鎮座する由緒ある古町神明宮

「古町神明宮」は、新潟県新潟市古町通にある神社です。天照大御神と豊受大神を祀り、天正年間に上杉家より社地の寄進を受けた由緒ある神社です。また、古町神明宮に合祀されている船江神社は、猿田彦大神と大彦命を祀り、『延喜式』神名帳に式内社として名を連ねています。

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古町神明宮のアクセス

古町神明宮の住所は、新潟市中央区古町通一番町五〇〇番地です。
磐越自動車道新潟中央インターチェンジから車で20分です。

古町神明宮のご祭神と御利益

古町神明宮のご祭神である天照大神は、皇室の祖神、日本人の総氏神であり、万物生成、開運隆昌の御利益があります。
豊受大神は伊勢神宮外宮のご祭神でもあり、衣・食・住の守護の御利益があります。

船江神社の主祭神は猿田彦大神であり、天孫降臨の際にその行く手を教え導いたことから、導きの神様、すなわち開運・交通安全の御利益があるといわれます。
大彦命は祟神天皇が地方征討のために北陸・東海・西道・丹波に派遣した四道将軍の一人であり、交通安全や諸難解決の御利益があります。

古町神明宮の見どころ

古町神明宮には湊町である新潟を象徴するような船絵馬が社殿内に保管されています。
また、芭蕉の名句「海に降る 雨や恋しき うき身宿」を刻んだ、安政4年(1857)の歌碑もあります。