道央自動車道料金・サービスエリア・路線図・完成予定ほか

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道央自動車道とは、大沼公園インターチェンジから士別剣淵インターチェンジまでを結ぶ、供用済み区間の延長が697キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、E5となっています。この路線は途中で黒松内新道、日高自動車道、道東自動車道、札樽自動車道、深川留萌自動車道、旭川紋別自動車道にも接続しています。

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道央自動車道料金

我が国の高速道路・有料道路の基本的な料金体系は、対距離料金制のもとでは

距離(km)× キロ単価 + ターミナルチャージ(150円)+ 消費税
ただし、キロ単価は 大都市近郊区間29.52円/km、普通区間24.6円/km など
10円未満の端数は四捨五入

となっています(普通車の場合)。ただし、対距離料金制区間を100キロ以上走行の場合の長距離低減制、ETCで走行する場合のETC割引などの、いくつかの例外があります。

ETCで走行する場合には、平日朝夕割引・休日割引・深夜割引のようなETC限定の各種割引制度がありますので、走行した区間が対象路線などの条件に該当していれば、通常料金からの大幅な割引が受けられます。

道央自動車道のサービスエリアと路線図

道央自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリア情報は、各道路会社の公式ホームページなどにパソコン・スマートフォン・タブレット端末からアクセスして調べることができます。

道央自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。

八雲PA、静狩PA、豊浦噴火湾PA、有珠山SA、本輪西展望所、富浦PA、萩野PA、樽前SA、美沢PA、輪厚PA、野幌PA、岩見沢SA、茶志内PA、砂川SA、音江PA、比布大雪PA

なお、これらのサービスエリア・パーキングエリアにインフォメーションコーナーや道路情報ターミナル端末などがある場合には、リアルタイムで渋滞・交通事故・通行止め・ランプ閉鎖・冬用タイヤまたはチェーン装着規制・工事中などの箇所や内容などがわかります。

高速道路上の非常電話

高速道路の非常電話は、本線上であれば1キロごと、トンネル内は200メートルごとを目安として設置されており、その他サービスエリア・パーキングエリアにも設置されています。
非常電話を使用する場合には、受話器を取ればすぐに道路管制センターのスタッフにつながりますので、事故や故障などの用件や状況をその場で話せばよいようになっています。
基本的には受話器を取るだけでそのほかの操作は必要ありませんが、なかには故障・事故・救急・火災といった種類がピクトグラムのようなボタンで表示されているものがあります。
これは耳が不自由、構音障害などで電話がしにくいなどの理由がある場合であっても、的確に用件が伝えられるように配慮したものです。
非常電話の料金は無料ですが、普通の電話のようにかけた人が指定した任意の電話番号にはつながりません。

道央道の完成予定

道央自動車道では現在も建設工事が進められていますが、このうち苫小牧中央ICについては2020年に工事が完成し、供用開始されました。
大沼公園IC~七飯IC(仮称)間10キロメートルについては、その多くの部分がトンネルとなっており、すでに着工して直轄の無料区間となることが見込まれていますが、完成時期は明らかにはされていません。

なお、道央道に接続する深川・留萌自動車道(幌糠留萌道路)の 留萌大和田インターチェンジから留萌インターチェンジまでの4.1km区間は、2020年(令和2年)3月に開通しています。