日本三大楼門や縁結びの松で知られる震災復興中の肥後一の宮・阿蘇神社

阿蘇神社

熊本県阿蘇市にある阿蘇神社は、日本三大楼門に数えられる巨大な二層式の神門や、謡曲「高砂」に登場し縁結びのご利益があるという高砂の松が見どころとして有名な神社です。肥後の開拓神を祀り、横参道の延長上にある活火山の阿蘇山を神体山とし、肥後国一の宮として昔から栄えてきましたが、平成28年熊本地震により楼門や拝殿の建物が倒壊し、現在は全国からの募金を得て復興の途中です。

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阿蘇神社のアクセス方法と駐車場

住所 阿蘇市一の宮町宮地3083-1
電話番号 0967-22-0064

阿蘇神社へのアクセス方法ですが、公共交通の場合はJR豊肥線の宮地駅を下車して「やまなみハイウェイ」を北に向かって15分歩いた先、あるいは宮地駅前バス停で九州産交バスに乗って5分、阿蘇神社前バス停下車となります。ただし、熊本地震の影響で、列車のほうは肥後大津駅から阿蘇駅間の運転を見合わせていますので注意が必要です。

マイカーやレンタカーの場合は、九州自動車道の熊本インターより国道57号、ミルクロードを経由して阿蘇方面へ約80分ほどドライブした先に阿蘇神社があります。駐車場はバス4台、普通車70台まで無料で駐車でき、ほかにもこの参詣者用の無料駐車場に隣接して、有料の市営駐車場70台分があります。

阿蘇神社の御朱印

阿蘇神社の参拝時間は6時から18時までですが、御札所については9時から17時までとなっています。御朱印は御札所に申し出ればいただくことが可能です。オリジナルの御朱印帳も初穂料1,500円で頒布しており、地震で倒壊する前の楼門が描かれた金色の表紙のデザインです。

阿蘇神社の御由緒

阿蘇神社の御由緒については、社頭の案内板に次の通り書かれています。

国指定重要無形民俗文化財 阿蘇神社
Aso Shrine 아소신사
阿蘇神社
阿蘇神社は阿蘇の国つくりの主、健磐龍命を始め十二神を祀り、肥後一の宮として古代から重要な地位を占めてきました。阿蘇神社で執り行われている国指定重要無形民俗文化財「阿蘇の農耕祭宴」は阿蘇谷に暮らす人々の営み、暮らしとともに一連の祭祀として今に伝わっています。
また、阿蘇神社の建造物も平成19年6月に国から重要文化財の指定を受け、その楼門は日本三大楼門の一つに数えられています。
Aso Shrine Aso Shrine enshrines the founder of Aso, Takeiwatatsunomikoto, as well as the twelve gods and has since ancient times occupied the important position as Higo’s foremost shrine. The ceremony held at the shrine, known as the Aso Farming Ritual, is registered by as an important intangible Folk Cultural Asset. Today it is one of a series of rites kept alive by the people living and working in the Aso Valley. The buildings within the shrine were designated as an important Cultural Assest in June of 2007. The tower gate is one of Japan’s three great tower gates.