日本三大カルスト台地の雄大な景色が楽しめ鍾乳洞の秋芳洞など見どころも多い秋吉台

秋吉台

秋吉台は、山口県美祢市中・東部に広がる日本最大のカルスト台地で、その総面積は54平方キロメートルもあります。1955年には秋吉台国定公園として、また1964年には国の特別天然記念物にも指定されています。自動車で石灰岩が続く台地を眺めながらドライブすることもできますし、トレッキングやサイクリングで走破することも可能です。

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秋吉台のアクセス方法と駐車場

秋吉台にマイカーやレンタカーで向かう場合、中国自動車道の美祢東ジャンクションから小郡萩道路に乗り、秋吉台インターチェンジで降りて10分ほどとなります。
秋吉台には「カルストロード」というドライブウェイがあり、草原のなかに無数の石灰岩の姿を目にすることができます。このカルストロードの途中の長者ヶ森や大正洞の付近などいくつかの場所に駐車場がありますので、ドライブでひと息つく場合には利用できます。
また有名どころの観光スポットとなっている秋芳洞にも有料の駐車場があります。

公共交通機関を使う場合には、JR新山口駅や山口駅などから、防長バスやJR中国バスが運営する秋芳洞バスセンター行きのバスが出ています。
秋芳洞から土・日・祝日は循環バス、平日はかるすとタクシー(乗合周遊タクシー)が使えます。

バスセンターの脇にある秋吉台観光交流センターでは、レンタサイクルの貸し出しをしています。クロスバイクは1日1,000円、電動クロスバイクや電動マウンテンバイクは1日2,000円ですので、この機会に利用してみるのもよいでしょう。

秋吉台の見どころ秋芳洞

秋吉台の見どころとして第一に挙げられるのは、地価に続く鍾乳洞「秋芳洞」です。秋吉台と同じく特別天然記念物に指定されていて、秋吉台国定公園の一部でもあります。
秋芳洞の中は1キロほどの散策路となっていて、なかでも千畳敷は長さ175メートル、幅80メートル、高さ35メートルの巨大なドームとなっています。不思議な形状をした百枚皿や黄金柱なども有名です。
なお、洞窟のなかにあるため夏場でも肌寒く感じることがありますので、服装には注意したほうがよいでしょう。