秋田自動車道料金・サービスエリア・路線図ほか

秋田自動車道とは、東北自動車道に接続する北上ジャンクションから同じく東北自動車道に接続する小坂ジャンクションまでを結ぶ、供用済み区間の延長が210キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、E46およびE7となっています。この路線は途中で湯沢横手道路、日本海東北自動車道にも接続しています。

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秋田自動車道の料金

我が国の高速道路・有料道路の基本的な料金体系は、対距離料金制の場合、

距離(km)× キロ単価 + ターミナルチャージ(150円)+ 消費税
ただし、キロ単価は 大都市近郊区間29.52円/km、普通区間24.6円/km など

となっています。
たとえば、横手インターチェンジから秋田中央インターチェンジまでの普通車通行料金は1870円です。

そのほかの秋田自動車道の料金はリンク先を参照してください。なお、秋田自動車道には無料区間があります。

このほか、対距離料金制区間を100キロ以上走行の場合の長距離低減制、ETCで走行する場合のETC割引などの、いくつかの例外があります。
ETCで走行する場合には、次のようなETC限定の各種割引制度がありますので、走行した区間が対象路線などの条件に該当していれば、通常料金からの大幅な割引が受けられます。

平日朝夕割引
平日朝(6時~9時)、夕(17時~20時)に地方の高速道路を通行すると、通行料金を30パーセントから50パーセント還元される
休日割引
土曜日・日曜日・祝日・年始に地方の高速道路を通行した場合、普通車・軽自動車等(二輪車)に限り通行料金を30パーセント割引
深夜割引
毎日午前0時~午前4時に地方の高速道路を通行した場合、通行料金を30パーセント割引

秋田自動車道のサービスエリアと路線図

秋田自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリア情報は、各道路会社の公式ホームページなどにパソコン・スマートフォン・タブレット端末からアクセスして調べることができます。
秋田自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。

錦秋湖SA、山内PA、大森PA、西仙北SA、太平山PA、八郎湖SA

なお、これらのサービスエリア・パーキングエリアにインフォメーションコーナーや道路情報ターミナル端末などがある場合には、リアルタイムで渋滞・交通事故・通行止め・ランプ閉鎖・冬用タイヤまたはチェーン装着規制・工事中などの箇所や内容などがわかります。
また、全国のサービスエリア・パーキングエリアのなかには、ETC車で一般道への出入りができるスマートインターチェンジ(SIC)、一般道の「道の駅」や都市公園などと連結したハイウェイオアシスをもつものがあります。

サービスエリアのベビーコーナー

高速道のサービスエリア・パーキングエリアの一部では、赤ちゃんを連れて家族でドライブや旅行などをする人にとって必要となるさまざまな設備を設置していることがあります。たとえばオムツ替えができるベビーベッド、授乳用の椅子やスライドドアの付いた授乳専用個室、調乳用温水器とシンク設備(流し台)などが挙げられます。また、キッズコーナーとしてある程度年齢が高くなった子供を遊ばせることができる、おもちゃやぬいぐるみなどが用意されたスペースを設置していることもあります。最近では徳島自動車道の上板サービスエリア(下り線)のように、有料施設ではありますが、子連れで入店ができる室内遊具や子供トイレなどのさまざまな設備が整った「かみいたキッズかふぇ」のような施設も登場しています。

秋田自動車道沿道の観光スポット

錦秋湖

錦秋湖サービスエリアから遊歩道を通って「錦秋湖」の展望所に行くことができます。錦秋湖は和賀川に建設された湯田ダムにより形成された堰止湖ですが、秋になると湖畔の木々が色づき、美しい紅葉の名所となっています。

遊歩道は現在閉鎖中の可能性があります。また、以前利用できた「峠山パークランドオアシス館」(温泉施設)は営業を休止しています。

千秋公園

秋田中央インターチェンジから車で5分の市街地にあります。江戸時代の久保田城跡にある公園で、桜やつつじなどの名所として市民の憩いの場となっています。久保田城は関ヶ原の戦い後に常陸国から出羽国に転封となった佐竹義宣が新たに築いた城で、その城下町は現在の秋田市の発展の礎となりました。

秋田城跡

秋田中央インターチェンジから車で15分ほどの場所にある、奈良時代から平安時代にかけての城跡・官衙跡です。蝦夷征伐の拠点として置かれた出羽柵がこの地に移転したのが始まりとされ、発掘調査で政庁や築地塀の跡などが見つかっています。珍しい古代の水洗トイレの跡も発掘され、現地に復元されています。