志賀直哉の小説で有名な城崎温泉を守護する名刹・温泉寺

温泉寺本堂

兵庫県豊岡市の温泉寺は、志賀直哉の小説『城の崎にて』で知られる城崎温泉を開いた道智上人が、天平10年(738)に開創したとされる古刹です。いまも城崎温泉郷を見下ろす山上に建っており、山麓から本堂へはロープウェイが通じています。本堂は室町時代初期のもので、但馬国最古の木造建造物として国の重要文化財に指定されています。

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温泉寺のアクセス方法と駐車場

温泉寺は城崎温泉郷のなかにありますが、電車であれば京都駅から特急きのさき号で2時間30分、城崎温泉駅で下車します。駅から山麓の薬師公園へは徒歩で15分ほどで、そこから城崎ロープウェイに乗って7分で山頂の本堂です。

マイカーやレンタカーの場合は、北近畿豊岡自動車道の但馬空港ICからロープウェイの山麓駅に向かいます。この駅の下に駐車場があります。