東海道の関塾にある行基創建の関地蔵院

関地蔵院

三重県亀山市にある関地蔵院は、天平年間に行基が開創したと伝わる我が国最古級の地蔵尊です。東海道の関宿にあることから広く旅人たちの信仰をあつめました。境内の本堂、鐘楼、愛染堂の3棟が国重要文化財に指定されています。

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関地蔵院のアクセス方法と駐車場

三重県亀山市関町新所1173-2
電話 0595(96)0018

関地蔵院はかつての東海道沿いに位置することから、自動車でのアクセスも容易です。名阪国道の関インターチェンジより10分ほど、東名阪自動車道の亀山インターからも同様に10分ほどです。
境内に駐車場はありませんが、近くに観光駐車場があり、無料で駐車できます。

公共交通機関を使う場合は、JR関西線の関駅で下車して徒歩3分、または三重交通バス(亀山~伊勢坂下間)で関駅前バス停で下車してもよいでしょう。

伝統建築がならぶ関宿

関地蔵院がある関宿は、江戸時代に東海道五十三次の宿場町として栄え、参勤交代やお伊勢参りの人々で賑わった場所です。
いまでも江戸時代から明治時代にかけての町家が200棟ほど残されており、昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。