関越自動車道料金・サービスエリア・路線図ほか

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関越自動車道とは、練馬インターチェンジから北陸自動車道に接続する長岡ジャンクションまでを結ぶ、供用済み区間の延長が246.3キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、E17となっています。この路線は途中で東京外環自動車道、首都圏中央連絡自動車道、上信越自動車道、北関東自動車道にも接続しています。

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関越自動車道料金

我が国の高速道路・有料道路の基本的な料金体系は、対距離料金制の場合、

距離(km)× キロ単価 + ターミナルチャージ(150円)+ 消費税
ただし、キロ単価は 大都市近郊区間29.52円/km、普通区間24.6円/km など
10円未満の端数は四捨五入

となっています。
関越自動車道も基本的にこの料金体系を踏襲していますが、水上インターから湯沢インター間については、長大トンネル「関越トンネル」があることから、特別料金としてキロあたり39.36円が設定されています。

ETCで走行する場合には、次のようなETC限定の各種割引制度がありますので、走行した区間が対象路線などの条件に該当していれば、通常料金からの大幅な割引が受けられます。

平日朝夕割引
平日朝(6時~9時)、夕(17時~20時)にNEXCO東日本・中日本・西日本が管理する地方部の高速道路(東京近郊・大阪近郊は対象外)または宮城県道路公社の仙台松島道路を通行した場合、通行料金を30パーセントから50パーセント還元
休日割引
土曜日・日曜日・祝日・1月2日から3日までにNEXCO東日本・中日本・西日本が管理する地方部の高速道路(東京近郊・大阪近郊は対象外)または宮城県道路公社の仙台松島道路を通行した場合、普通車・軽自動車等(二輪車)に限り通行料金を30パーセント割引
深夜割引
毎日午前0時~午前4時にNEXCO東日本・中日本・西日本が管理する地方部の高速道路(京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は対象外)または宮城県道路公社の仙台松島道路を通行した場合、通行料金を30パーセント割引

なお、平成26年4月1日から令和6年3月31日までの予定で、関越トンネル区間の特別料金はETC走行車両に限ってキロあたり24.6円に引き下げられます。

関越自動車道のサービスエリアと路線図

関越自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリア情報は、各道路会社の公式ホームページなどにパソコン・スマートフォン・タブレット端末からアクセスして調べることができます。
関越自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。

三芳PA、高坂SA、嵐山PA、寄居PA、上里SA、駒寄PA、赤城PA、赤城高原SA、下牧PA、谷川岳PA、土樽PA、塩沢石打SA、大和PA、堀之内PA、越後川口SA、山谷PA

なお、これらのサービスエリア・パーキングエリアにインフォメーションコーナーや道路情報ターミナル端末などがある場合には、リアルタイムで渋滞・交通事故・通行止め・ランプ閉鎖・冬用タイヤまたはチェーン装着規制・工事中などの箇所や内容などがわかります。

また、全国のサービスエリア・パーキングエリアのなかには、ETC車で一般道への出入りができるスマートインターチェンジ(SIC)、一般道の「道の駅」や都市公園などと連結したハイウェイオアシスをもつものがあります。

サービスエリアのベビーコーナー

高速道のサービスエリア・パーキングエリアの一部では、赤ちゃんを連れて家族でドライブや旅行などをする人にとって必要となるさまざまな設備を設置していることがあります。
たとえばオムツ替えができるベビーベッド、授乳用の椅子やスライドドアの付いた授乳専用個室、調乳用温水器とシンク設備(流し台)などが挙げられます。また、キッズコーナーとしてある程度年齢が高くなった子供を遊ばせることができる、おもちゃやぬいぐるみなどが用意されたスペースを設置していることもあります。
最近では徳島自動車道の上板サービスエリア(下り線)のように、有料施設ではありますが、子連れで入店ができる室内遊具や子供トイレなどのさまざまな設備が整った「かみいたキッズかふぇ」のような施設も登場しています。

サービスエリアのペット専用施設

最近では家族同然にたいせつにしているペットとのマイカーでのドライブを楽しむ人も増えてきたことから、高速道路のサービスエリアでもこれらのペット向けの施設を整備して一般開放しているケースが目立ちます。
たとえば東北道・関越道・圏央道・東名道などの道路のいくつかのパーキングエリアでは、リードを外した状態でペットの犬が伸び伸びと走り回れるドッグランを開設しています。
そのほかペット専用水のみ場、トイレ(排泄物用ごみ箱)などが設置されているエリアもあります。