紅葉の美しい夢窓疎石ゆかりの禅寺・虎渓山永保寺

虎渓山永保寺

岐阜県多治見市の虎渓山永保寺は、夢窓疎石が開創した禅寺で、中国の虎渓の風景に似ていることから虎渓山と名付けられました。観音堂や開山堂は国宝となっており、池に映える紅葉を見るために毎年多くの観光客が訪れています。

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虎渓山永保寺のアクセス方法と駐車場

虎渓山永保寺に公共交通機関でアクセスする場合、多治見駅からバスに乗って10分、「虎渓山」バス停で下車して徒歩5分です。
マイカーやレンタカーの場合は、中央自動車道多治見インターより5分です。
境内に向かう道路沿いに虎渓山永保寺拝観者用大駐車場があり、無料で駐車できます

虎渓山永保寺の由緒

岐阜県多治見市にある虎渓山永保寺は、臨済宗南禅寺派の寺院です。

正和2年(1313)に禅僧の夢窓疎石が開創し、後に中国の廬山にある「虎渓」にちなんで「虎渓山」と名付けられました。
江戸時代には末寺28ケ寺を数え、修行道場として栄えましたが、現在でも臨済宗南禅寺派の修行道場として多くの修行僧を受け入れています。

夢窓疎石が建立した唐様・和様折衷の観音堂と、足利尊氏が寄進した開山堂は国宝に指定されています。その周囲をとりまく池泉回遊式庭園も国名勝に指定され、秋の紅葉の名所として多くの観光客が訪れます。