上信越自動車道料金・サービスエリア・路線図ほか

上信越自動車道とは、関越自動車道に接続する藤岡ジャンクションから北陸自動車道に接続する上越ジャンクションまでを結ぶ、供用済み区間の延長が201.3キロメートルの高速道路です。高速道路ナンバリングによる路線番号は、E18となっています。この路線は途中で中部横断自動車道、長野自動車道にも接続しています。

なお、上信越自動車道の信濃町インターチェンジ・上越ジャンクション間が令和元年12月5日(木)に暫定2車線から4車線化したことから、上信越道前線が4車線での供用となりました。
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上信越自動車道の通行料金

我が国の高速道路・有料道路の基本的な料金体系は、

高速道路料金
対距離料金制
距離(km)× キロ単価 + ターミナルチャージ(150円)+ 消費税
ただし、キロ単価は 大都市近郊区間29.52円/km、普通区間24.6円/km など
10円未満の端数は四捨五入
均一料金制
中央道 高井戸~八王子(非ETC)980円
東京外環道 大泉JCT~高谷JCT(非ETC)1,020円
近畿道 摂津北IC~摂津南IC・吹田IC~松原IC(非ETC)750円
阪和道 堺IC~岸和田和泉IC・長原IC~岸和田和泉IC(非ETC)750円 など
一般有料道路料金
それぞれの道路ごとに決められた区間料金

となっています(普通車の場合)。ただし、対距離料金制区間を100キロ以上走行の場合の長距離低減制、ETCで走行する場合のETC割引などの、いくつかの例外があります。

ETCで走行する場合には、平日朝夕割引などのETC限定の各種割引制度がありますので、走行した区間が対象路線などの条件に該当していれば、通常料金からの大幅な割引が受けられます。

上信越自動車道のサービスエリアと路線図

上信越自動車道の路線図やサービスエリア・パーキングエリア情報は、各道路会社の公式ホームページなどにパソコン・スマートフォン・タブレット端末からアクセスして調べることができます。
上信越自動車道のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の一覧は次のとおりです。

藤岡PA、甘楽PA、横川SA、佐久平PA、東部湯の丸SA、千曲川さかきPA、松代PA、小布施PA、黒姫野尻湖PA、妙高SA、新井PA

なお、これらのサービスエリア・パーキングエリアにインフォメーションコーナーや道路情報ターミナル端末などがある場合には、リアルタイムで渋滞・交通事故・通行止め・ランプ閉鎖・冬用タイヤまたはチェーン装着規制・工事中などの箇所や内容などがわかります。

また、全国のサービスエリア・パーキングエリアのなかには、ETC車で一般道への出入りができるスマートインターチェンジ(SIC)、一般道の「道の駅」や都市公園などと連結したハイウェイオアシスをもつものがあります。

高速道路のガソリンスタンド

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにはガソリンスタンドが設置されていることがありますが、すべての施設に設置されているわけではありません。
特に営業環境の悪化などで既設のガソリンスタンドが閉鎖され、高速道路の走行中、長い距離にわたって給油ができなくなっているエリアもありますので要注意といえます。

一部のガソリンスタンドのなかには、パンク修理ができる、電気自動車用急速充電システムを設置している、寒冷地用軽油を販売している、タイヤチェーンを販売しているといった、地域の事情にあわせた特別な対応をしている店舗があります。

また、路外給油社会実験として、高速道路のインターチェンジをいったん降りた先の一般道路沿いにあるガソリンスタンドで給油して、その後一定時間内に高速道路に復帰すれば、高速道路を降りないでそのまま走行した場合と同一料金とみなす取り扱いをしている区間もあります。