旅行安全や安産の御利益がある摂津一宮で渡辺氏発祥の地・坐摩神社

坐摩神社

大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺3号に鎮座する坐摩神社は、摂津国一の宮とされる神社で、武家の名門として知られる嵯峨源氏の渡辺氏の発祥の地といいます。三韓征伐から帰還した神功皇后が創建したとされ、安産祈願や旅行安全の御利益でも知られています。

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坐摩神社のアクセス方法と駐車場

住所 大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺3
電話番号 06-6251-4792

坐摩神社へのアクセスですが、公共交通機関であればOsaka Metro御堂筋線の「本町駅」で降りて徒歩3分です。
マイカーやレンタカーの場合は、阪神高速16号大阪港線の阿波座出入り口、または阪神高速1号環状線の信濃橋出入口からすぐです。
境内の社務所わきに若干台の無料駐車場があります。

坐摩神社の御由緒

坐摩神社の御由緒については斜塔の案内板に次のとおり書かれています。

坐摩神社(旧官幣中社)

御祭神 坐摩大神(五柱の神の総称)
生井神・福井神・綱長井神 波比岐神・阿須波神
御由緒 神功皇后新羅より御帰還の折、淀川南岸の大江田簑島、後の渡辺の地に奉祀せられたことに始まる。
延喜式神名帳には摂津国西成郡の唯一の大社と記され、往古より産土神として今日に至る。
坐摩(いかすり)の語源は、土地又は居住地を守り給う意の居所知(いかしり)が転じたものと伝わる。
天正十年(一五八二)豊臣秀吉の大阪築城の際替地を命ぜられ、寛永年間現在値に遷座。現在の鎮座地名を渡辺と称するのは元の地名が移されたことによる。故に全国の渡辺・渡部等の姓の発祥の地とされる。
明治天皇御降誕に際し宮中より御安産の御祈願を仰せつかり、秋季大祭当日(旧暦九月二十二日)皇子の無事御降誕あらせられる。明治元年、明治天皇大阪行幸の折当社に御親拝になり、境内での相撲を天覧遊ばされる。
昭和十一年官幣中社に列せられる。