【車椅子の旅】伊佐須美神社

伊佐須美神社 神社

伊佐須美神社は、福島県会津美里町に鎮座し、平安時代の『延喜式』に「名神大社」として載る名社。崇神天皇の時代に四道将軍の大毘古命、建沼河別命が出会ったことから「会津」の地名が生まれ、このときに神社も創始されたといいます。境内には馥郁とした香りの薄墨桜のほか、東北一のあやめ園があります。

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旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神伊佐須美大明神(伊弉諾尊、伊弉冉尊、大毘古命、建沼河別命)
所在地福島県大沼郡会津美里町字宮林甲4377
交通磐越自動車道「新鶴スマートIC」から車で約15分。
JR只見線「会津高田駅」から会津バス経由で約6分、「横町」停留所下車、徒歩約5分。
拝観料無料。
ただし、「宝物殿」は一般700円、小人300円【入口階段あり。要予約。】
駐車場神社入口のあやめ園前に未舗装の駐車場あり(無料)。
URL
連絡先伊佐須美神社 0242-54-5050

神社・寺院・名所旧跡の歴史

伊佐須美神社は、福島県会津美里町にある神社で、御祭神は伊佐須美大明神(伊弉諾尊、伊弉冉尊、大毘古命、建沼河別命)。

崇神天皇10年(前88)、四道将軍として父・大毘古命が北陸道に、子の建沼河別命が東海道に派遣された際、両者が出会って合流した土地を「相津(会津)」と名付け、天津嶽(御神楽岳)山頂に伊弉諾尊、伊弉冉尊を祀って国家鎮護を願ったといいます。その後大毘古命、建沼河別命も合祀され、四柱を「伊佐須美大明神」としています。

平安時代の『延喜式』神名帳に「名神大社」として載るみちのくの名社で、歴代領主からも崇敬されており、室町時代後期に芦名盛安から寄進された「朱塗金銅装神輿」は国の重要文化財に指定されています。

戦国時代に伊達・芦名両氏の合戦で一時社領を失いますが、豊臣秀吉の命により復活し、近世には会津松平家の初代・保科正之によりさらに社領の寄進を受けるなどしています。

境内は自然にあふれ、社殿の南西には、江戸時代に会津藩が幕府に撰上した『新編会津風土記』に「香気殊に深く花色最艶」とある「薄墨桜」の古木があり、馥郁とした香を漂わせます。また、社殿北側は神域として人の立入りがないため、鬱蒼とした自然林が広がっています。南側の駐車場に隣接して、東北一の規模を有する「あやめ苑」があり、10万株のあやめが咲き誇ります。

また、この神社の御田植祭は「日本三大田植祭」に数えられるといわれるもので、子供たちの「獅子追い」が稲作の害獣を追い払います。神輿渡御の際に歌われる田植え歌「催馬楽」も古式をとどめるもので、福島県の無形民俗文化財に指定されています。

車椅子で旅行するポイント

伊佐須美神社

【1】赤い鳥居の向かい、あやめ園の前に砕石敷の無料駐車場あり。

伊佐須美神社

【2】赤い鳥居の右隣にトイレ棟。身障者用トイレあり。

伊佐須美神社

【3】赤い鳥居を潜って境内へ。参道は舗装され平坦。

伊佐須美神社

【4】南門には白幕が掛けられその前に賽銭箱がある。正面に階段5段。通常この位置で参拝。

伊佐須美神社

【5】楼門右手の回廊には開口部があり、滑り止めの凹凸ある木製スロープが置かれている。

伊佐須美神社

【6】回廊内は石畳で、社務所、薄墨桜などがある。南門正面の位置に仮拝殿。

伊佐須美神社

【7】伊佐須美神社仮拝殿。正面は4段の階段で、賽銭箱は階段の上。奥のコンクリート基礎は焼失した旧本殿の位置。



伊佐須美神社境内図

周辺の名所・観光スポット

鶴ケ城

中世「黒川城」と呼ばれた城で、戦国大名・芦名氏、伊達氏の攻防の拠点となった。のち蒲生氏郷が入封して「(会津)若松」と地名を改め、大規模な城郭と城下町を整備し、近世には会津松平家の居城として発展、「白虎隊」の悲劇で知られる幕末の戊辰戦争では籠城戦が行われた。戦後、天守閣が復元され、一帯は鶴ヶ城公園に、内部は鶴ヶ城博物館となっている。国史跡。
【北出丸又は三の丸から入場。身障者用トイレ・駐車場(有料)・スロープ・車椅子貸出あり。なお、天守閣内部は階段で車椅子不可。】

■参考リンク:会津若松市観光公社|鶴ヶ城 会津若松城 御薬園 松平家廟所| 悠久の時を超え、幕末の天守閣が今よみがえる

大内宿

近世、会津城下と日光街道の今市宿とを結ぶ宿場町のあった場所。戦後、街並みの保存活動が進み、山あいの全長約450メートルの街道沿いに寄棟造・茅葺きの民家が建ち並ぶさまは風情を感じさせる。国の重要伝統的建造物群に指定され、現在では年間約120万人の観光客が訪れる。箸の代わりにネギを用いる「高遠そば」が名物。
【身障者用トイレ・駐車場(有料)・スロープ・車椅子貸出あり。街道は未舗装で地面が露出するが固く平坦で車椅子移動可。】

■参考リンク:大内宿観光協会

神社
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車椅子で行く神社仏閣・パワースポットの旅