二見興玉神社

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二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)は、三重県伊勢市にある神社で、御祭神として猿田彦大神を祀り、縁結びや交通安全などのご利益で知られます。神社拝殿から正面に見える「夫婦岩」(めおといわ)は二見ヶ浦のシンボルであり、かつては新婚旅行の定番スポットにもなっていました。境内には猿田彦大神の神使とされる蛙の置き物が数多く奉納されています。

旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 猿田彦大神、宇迦御魂大神
所在地 三重県伊勢市二見町江575
交通 JR参宮線「二見浦駅」から徒歩約15分
近鉄志摩線・鳥羽線・JR参宮線「鳥羽駅」から伊勢・二見・鳥羽周遊バス(CANばす)経由、「夫婦岩東口」下車徒歩約5分
伊勢鳥羽二見ライン「二見JCT」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 「参集殿」前(ホテル海洋楼と旅館岩戸館の間)に舗装された参拝者用駐車場(無料)あり。
また、入口鳥居に隣接して身障者区画のある舗装された市営駐車場(無料)あり。
URL
連絡先 二見興玉神社 0596-43-2020

歴史・由来

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)は、三重県伊勢市に鎮座する神社で、御祭神は猿田彦大神および宇迦御魂大神であり、縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益で知られます。

この神社では猿田彦大神がここで天孫を出迎えたという海中の興玉石を祀っており、神社の拝殿から正面の二見ヶ浦の沖合に見える「夫婦岩」(めおといわ)は興玉石を遥拝するための鳥居の役割を果たしているといわれます。

神社の例祭は7月15日で、その他年3回、「夫婦岩」を構成する2つの岩の間に張られた大注連縄の張替神事があります。この「夫婦岩」は二見ヶ浦のシンボルとして著名であり、かつては新婚旅行の定番スポットにもなっていました。

猿田彦大神は天孫降臨の際に道案内を務めた「道開き(導き)の神」で、その神使がカエルとされていることから、境内には参拝者が奉納したカエルの像が並びます。

古くは「浜参宮」といって、伊勢神宮に参拝する前に二見が浦で禊を行うのが慣わしであったことから、現在でも伊勢神宮の参拝に先立ってこの社を訪れる人も多いようです。

車椅子で旅行するポイント

二見興玉神社

【1】国道42号から進入すると右側角に参拝者駐車場。右折してさらに市営駐車場あり。

二見興玉神社

【2】大鳥居前に市営駐車場。鳥居直近に身障者用区画あり。

二見興玉神社

【3】参道は玉砂利敷で段差なく平坦。

二見興玉神社

【4】参道途中に身障者用トイレあり。

二見興玉神社

【5】二見興玉神社拝殿。内部はコンクリートで段差がない。向こうには夫婦岩。

二見興玉神社

【6】竜宮社。正面に階段あり。ここまでの参道は舗装済で段差なし。



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境内配置図 [凡例]
大鳥居 拝殿 社務所 夫婦岩 竜宮社 参集殿 銘茶豊受園 日の出亭 旧二見プラザ 岩戸屋 大戸屋 海洋楼 賓日館 鳥羽市街 伊勢市街 国道42号

移動のしやすさ ★★★★☆
バリアフリーの状況 二見興玉神社は正面の鳥居付近に身障者用駐車場があり、境内にも身障者用トイレがある。拝殿までの参道は玉砂利が敷かれているが比較的浅く、拝殿よりも先はコンクリート舗装となっている。拝殿もコンクリート造りで段差はない。ただし、伊勢方面でも屈指の観光名所のため、無料の市営駐車場に入る車両で渋滞が発生することがあり、身障者用の表示があっても守られていないようなので注意が必要となる。逆に台数が多い二見プラザ駐車場(有料。現在は名称変更して伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス・伊勢夫婦岩ショッピングプラザ)から竜宮社を経て拝殿に至るコースのほうがよい場合もある。

見どころ

夫婦岩

二見浦のシンボルとして知られ、海中に沈む「興玉石」を礼拝するための鳥居の役割を果たす。大きい岩が男岩、小さい岩が女岩で、大注連縄で結ばれていることから夫婦円満や縁結びの象徴ともなっている。

コメント

  1. 二見興玉神社 切れた大しめ縄張替え 夫婦岩に固く結ぶ

    二見興玉神社で7日、台風18号の影響で切れた夫婦岩の大しめ縄の張り替えらが行われた。しめ縄は、長さ35メートル、重さ40キロ。年に3回ある神事で張り替えられるが、台風などで切断し…