天岩戸神社は、宮崎県高千穂町にある古社で、『日本書紀』にある天照大御神の天岩戸伝説を伝えています。東本宮と西本宮があり、天岩戸(洞窟)を御神体として祭っています。現在は西本宮のほうに常駐の社務所があります。近くには天照大御神の岩戸隠れの際に神々が相談した場所とされる天の安河原があります。
旅行先の地図
旅行先の概要
御祭神 | 大日孁尊 |
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所在地 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1 |
交通 | 九州自動車道「益城熊本IC」から車で約3時間。 高千穂バスセンターから宮崎交通バス経由で約15分、「天岩戸神社前」下車。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 神社入口に舗装された駐車場あり(無料)。 |
URL | 天岩戸神社 |
連絡先 | 天岩戸神社 0982-74-8239 |
歴史・由来
天岩戸神社は、宮崎県高千穂町に鎮座する神社です。岩戸川を挟んで東本宮、西本宮があり、もとは別の神社ですが戦後に合併しています。西本宮の御祭神は天照皇大神の別名である大日孁尊(おおひるめのみこと)です。
西本宮拝殿の背後、東本宮が鎮座する丘陵地の断崖には、「岩戸隠れ」のときに天照皇大神がこもった所と伝えられる岩屋があり、西本宮の御神体となっています。このため、西本宮は本殿がない独特の造りになっています。
縁結び・安産・商売繁盛をつかさどる神として信仰を集め、5月2~3日には春季大祭である「西本宮祭」が行われるほか、11月3日には国の重要無形民俗文化財指定の「岩戸神楽三十三番公開祭」が行われ、多くの拝観者があります。
また、西本宮から岩戸川を500メートルほど遡ると「天の安河原」があります。岩戸隠れの際に八百万の神々が集まって相談した場所と伝えられ、近年はパワースポットとして知られています。
車椅子で旅行するポイント
西本宮
周辺の名所・観光スポット
天安河原・仰慕窟
天岩戸神社下の岩戸川にある渓流沿いの河原で、天照大神の岩戸隠れの際に八百万の神が集まったとされる場所。奥の仰慕窟には衆議をまとめた思兼神が祀られている。周囲には願掛けのために河原石を積んだものが無数にある。
【入口はコンクリート舗装された坂道だが、途中から階段や河原石づたいとなるので車椅子不可】
■参考リンク:高千穂町>天安河原