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医療費控除とは、その年の1月1日から12月31日までの間に、本人又は本人と生計を同一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合に、その支払った医療費のうちの一定の金額を所得から控除することができる制度のことをいいます。
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医療費控除を受ける場合、確定申告書にその額を記載するとともに、「医療費控除の明細書」を添付して税務署に提出します。「医療費控除の明細書」は、領収書を見ながら1件ずつ対象となる医療費の金額などを転記した一覧表ですが、これを自分で作成する代わりとして、医療保険者から送られてきた「医療費のお知らせ」(医療費通知)を添付するのでもよいことになっています。全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入している場合には、医療保険者である協会けんぽからこのような「医療費のお知らせ」が1月中旬から下旬に発送されていますが、その内容としては、11月から翌年9月までの期間内に病院にかかった際の医療費が列記されています。ところが、確定申告で医療費控除を受ける場合の対象期間は毎年1月1日から12月31日までとされていますので、両者に差が生じており、「医療費のお知らせ」に記載された金額をそのまま確定申告書に記載すると誤りになります。この場合、確定申告書に記入するのは、あくまでも1月から12月分に該当する部分の金額を足したものとなります。協会けんぽの「医療費のお知らせ」は、該当部分だけを赤線で囲ったり、対象外の期間に斜線を引いたりしてわかりやすくしてもかまいませんし、そのまま税務署に提出してもかまいませんが、いずれにしても通常どおり確定申告の際の添付資料として利用することは可能です。なお、逆に「医療費のお知らせ」に記載されていない10月から12月分の医療費がある場合は、その部分は「医療費控除の明細書」を別途作成して、確定申告の際に同様に税務署に提出します。
署名・ 署番号 |
日本橋税務署(署番号01105) |
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所在地 | 中央区日本橋堀留町2丁目6番9号 |
電話番号 | 03-3663-8451 |
備考 | 納税窓口における受付時間は9時から16時まで |
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