東日本最大の墳丘をもつ巨大な国史跡の前方後円墳・太田天神山古墳

太田天神山古墳

群馬県太田市にある太田天神山古墳は、5世紀に築造された前方後円墳で、国の史跡に指定されています。 墳丘長は210メートルで東日本最大、全国でも28位の大規模な古墳です。この古墳から長持型石棺の一部や埴輪などが出土しており、被葬者は古代の毛野国の大首長であったと推定されています。

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太田天神山古墳のアクセス方法と駐車場

太田天神山古墳は太田市内ケ島町、東武伊勢崎線・小泉線の大田駅から東に歩いて15分ほどの場所にあります。
マイカーやレンタカーでアクセスする場合には、北関東自動車道の太田桐生インターチェンジから国道122号を南下し、石原南交差点で西に折れて10分ほどです。
駐車場は前方部の外周道路の一部が幅広くなっており、ここに無料で駐車ができます。

天神山古墳の東側の女体山古墳

天神山古墳の東には、女体山古墳とよばれる帆立貝式古墳があります。(または造り出しつきの円墳です。)
円丘部の直径は約84メートルで、造り出しの長さは約16メートルです。
築造時期は5世紀中ごろで、天神山古墳と女体山古墳はほぼ同じ時期に造られていることや、設計に使われた尺度が同じとみられることから、天神山古墳の被葬者とも密接な関係があるものと考えられています。