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日本初の木造復元天守で蘇る東海の名城・掛川城

掛川城

静岡県掛川市の掛川城公園は、かつて「東海の名城」と謳われた掛川城を平成6年に再建したもので、日本初の木造復元天守として知られます。最初の築城は室町時代といわれますが、近世城郭として整備されたのは後に土佐一国を与えられた山内一豊の時代です。天守閣のほか太鼓櫓や四足門などの見どころがあり、春の桜の名所にもなっています。

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掛川城のアクセス方法と駐車場

住所 静岡県掛川市掛川1138番地の24
電話番号 0537-22-1146

掛川城はJR東海道本線の掛川駅から徒歩8分という好立地にあります。
マイカー利用の場合には、東名高速道路の掛川インターチェンジより5分ほどです。
掛川城専用の駐車場はありませんが、大手門南側に掛川大手門駐車場、西側に掛川城公園駐車場があり、ともに有料です。

掛川城の営業時間と料金

掛川城の開館時間は午前9時から午後5時まで、入館は午後4時30分までで、休園日はなく年中無休です。
料金は大人410円、小中学生150円ですが、20人以上は団体料金で安くなります。

掛川城の歴史

掛川城の歴史について、現地に次のような案内板が建てられています。

掛川城公園
■掛川城の歴史
掛川城は、文明年間(1469~1486)今川氏の家臣が古城を築いたことに始まります。永正10年(1513)頃に現在の位置に移り、今川氏の遠江支配の拠点となりました。永禄12年(1569)徳川家康がここに立てこもった今川氏真を攻め、長期にわたる攻防の末、掛川城は開城しました。家康の支配下に入った城は、甲斐武田氏の侵攻を防ぐ拠点になりました。
天正18年(15990)豊臣秀吉は、天下統一を成し遂げ、脅威であった徳川家康の領地を関東に移しました。さらに、家康の旧領地に秀吉配下の大名を配置し、掛川城には山内一豊が入りました。
一豊は、大規模な城域の拡張を行い近世城郭として整備し、この時初めて天守閣をつくりました。
その後、掛川城は、松平家・太田家など徳川譜代の大名11家26代の居城として、明治維新まで続きました。

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