縁起開運・商売繁昌のご利益を求め椿まつりでにぎわう伊豫豆比古命神社

伊豫豆比古命神社

愛媛県松山市にある伊豫豆比古命神社は、別名「椿神社」ともよばれ、古代には海が近く「津の脇」が転じてこの別名が生まれたといいます。愛媛県の県名の由来となった愛比売命も祀られていて、縁起開運、商売繁昌などの御利益があります。毎年旧暦の正月に行われる「椿まつり」は、ここでしか買えない「おたやん飴」などの屋台が並びにぎわいます。

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伊豫豆比古命神社のアクセス方法と駐車場

伊豫豆比古命神社に公共交通機関でアクセスする場合、いよてつ松山市駅からバスで30分、椿神社前で下車します。
マイカーやレンタカーの場合は、松山自動車道松山インターチェンジで降りて5分ほどです。
境内には表参道口、裏参道口にそれぞれ大きな無料駐車場があります。

正岡子規の句碑と椿神社の由来

境内には正岡子規の句碑があり、椿神社の由来もあわせて案内されています。

賽銭のひゞきに落る椿かな 正岡子規
開運の神「椿さん」は、毎年旧暦正月八日の例大祭には参拝客が多く県下三大祭りの一つ。
大昔は「港」のことを「津」(つ)と言い、そのそばにあるから「津脇」といわれたというが、中世末には境内の森は椿が多く、「椿の森」神社といわれ、それより「椿」の名が起こったともいわれている。子規の明治二五年の句で『寒山落木』には「椿神社」と題してあり、鎮座二二四〇年奉祝記念として九十叟極堂の書で昭和三一年建立。
松山市教育委員会 俳句の里 城南コース13番